差し押さえ[さしおさえ]
差し押さえとは
差し押さえ(さしおさえ)とは、債権者が裁判所の命令に基づいて、債務者の財産を強制的に取り上げ、売却や現金化することで債務の返済に充てる手続きのことを指します。これは主に、債務者が借金を返済できない場合に行われます。差し押さえの対象には、不動産、動産、預貯金、給料などが含まれることがあります。
差し押さえは、裁判所によって正式に命じられ、強制的に行われるもので、債務者が自ら返済できないと判断された場合に最後の手段として実施されます。
差し押さえの対象になる財産
差し押さえの対象となる財産は、大きく分けて以下の3つです。
- 債権
- 預貯金、給与・ボーナスの一部、売掛金、株式、投資信託など
- 不動産
- 土地や建物のことです。一般的に土地や建物は価値が高くなるため、換価の対象になります。
- 動産
- 移動できる物品や財産のことを動産といいます。
自動車・バイク、家具・家電製品、貴金属・宝石 など